舌下免疫療法

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舌下免疫療法

舌下免疫療法

当院ではシダキュアのよるスギ花粉症のアレルギー免疫療法(減感作療法)を行っています。

アレルギー免疫療法とはアレルギー原因あるアレルゲンを少量から投与することで、からだをアレルゲンに慣らし、アレルギー症状を和らげる治療法です。
当院ではシダキュアを用いたスギ花粉症の舌下免疫療法を行っています。
注射による皮下免疫療法とは違い、注射の痛みがなく、自宅でも服用できます。
ただし、体質、年齢、既往症・合併症、服用している薬によってはこの治療が受けられない場合があります。
また、アレルゲンを投与することからアレルギー反応が起こる可能性があります。
治療は長期間に渡り、すべての患者さんに効果が期待できるわけではありません。

なお、スギ花粉の飛散時期は花粉症の症状が悪化するため治療開始できません。

当院での治療のながれ

1:初診日

詳細な問診と血液検査(特異的IgE抗体検査)を実施し、初回投与日の予約をします。
当院では通常の静脈採血による血液検査のほか「イムノキャップ、ラピッド、鼻炎・ぜんそくI」を行っております。
指先からの採血で済むため注射が苦手な方やお子さんでも安心して検査を受けることができます。

2:初回投与日(予約診療)

検査結果の説明をうけていただきます。結果によってはこの治療が受けられない場合があります。
花粉症の診断が確定した患者さんには、治療の詳細を説明後、治療の意思を確認し、シダキュア(増量期間用2000JAU錠)の初回投与を行います。
投与後30分間は医師の監督のもと安静にして、ショック、アナフィラキシー等が起こらないか十分に観察します。
特に重篤な副作用がない場合は、増量期間用2000JAU錠6日分と維持期用5000JAU錠10日分を処方し、2週間後の診察予約をして帰宅できます。

3:2週間後(予約診療)

体調や投与部位の状態、副作用の有無を確認し、治療継続が可能な場合、シダキュア(維持期用5000JAU錠)を28日分処方します。

4:1か月(28日)後

以降28日ごとの定期的な受診をお願いします。
※予約診療ではなく通常の診療になります。

シダキュア治療開始時期は当ホームページもしくはお電話でご確認ください。

シダキュアによる
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