イボ(尋常性疣贅)、水イボ(伝染性軟属腫)、老人性のイボ(脂漏性角化症、軟線維腫)
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尋常性疣贅
ヒトパピローマウイルスの感染によるイボで、プールや入浴時の接触や、学校や会社のパソコンのキーボードなど共用の器具を介する間接的な接触でも感染します。
液体窒素による冷凍凝固療法が主体ですが、漢方薬(ヨクイニン)の内服や、活性型ビタミンD3のODT(密閉療法)やスピール膏貼付、トリクロロ酢酸塗布、電気メスによる焼灼も行います。
水イボ(伝染性軟属腫)
軟属腫ウイルスの感染によるイボで、直接の接触や、プールや入浴時に感染します。
小さい子供同士では感染し易く、自然治癒までは半年から1年半程掛かります。
当院では主に、局所麻酔のテープ剤を貼付した上で水イボ用ピンセットでの摘除を行っています。
また、ピンセットでの摘除を嫌がるお子さんには液体窒素による冷凍凝固療法やスピール膏の貼付による治療のほか、銀配合クリーム3A M-BF CREAMを行うこともあります。
老人性のイボ
加齢によるイボですが、主な原因は紫外線による異常角化細胞の増殖とされています。
顔、頭、背中に発生し表面が角化し扁平、イボ状、ドーム状に隆起する脂漏性角化症(しろうせいかっかしょう)、首、脇の下、股に発生しポリープ状を呈する軟線維腫(なんせんいしゅ)があります。
主に液体窒素による冷凍凝固療法を行いますが、ハサミによる切除や中周波治療器デルマトロンよる焼灼も行います。