水虫(足白癬、爪白癬)
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水虫といっても、すべてが痒いわけではありません!
足白癬
白癬菌(カビの一種)が皮膚の角質層内に感染して水疱や落屑(カサカサ)、浸柔(ジクジク)するもので、必ずしもすべて痒いわけではありません。
自己判断での治療は症状が長引くだけでなく、カブレなどの副作用を引き起こすこともあります。
特に夏場は重篤な二次感染(蜂巣織炎等)に注意が必要です。
治療は抗真菌剤の外用がメインですが、炎症を伴っている場合は一時的にステロイドの外用をおこなうこともあります。
これにより炎症が急速に消褪し、抗真菌剤によるカブレも予防できます。
感染症を伴う場合は抗生剤の内服も併用します。
爪白癬
5~10年経過した足白癬の方に多く、爪の中に白癬菌が感染したものです。
爪が白濁・黄染・肥厚・崩壊します。
水虫が治らないのは爪白癬が持続的な菌の供給源になっていることも原因と考えられています。
治療は外用療法が主流で、クレナフィン爪外用液やルコナック爪外用液を1日1回塗布します。
内服は外用剤でかぶれる場合や確実な効果を得たい場合おこないますが、肝機能障害や貧血、薬疹等の副作用に注意が必要です。
詳細は爪ネットまたは水虫ちゃんねるへ。